催眠療法について詳しく丁寧に解説するサイト『催眠療法(ヒプノセラピー)の基礎知識』

●●●意識●●●

【潜在意識】

潜在意識(せんざいいしき)とは、目に見えない内側にあるものです。
スピリチュアルと共通し、無意識でもあります。

【顕在意識】

顕在意識(けんざいいしき)とは、目に見えるもの、現実的に認識でき意識され、感じ取る
ことの出来る意識です。

【意識と無意識】

人間の意識は、意識(顕在意識)と無意識(潜在意識)に分けられます。
脳で当てはめると、意識(考える機能)は左脳、無意識(感じる機能)は右脳に属すると
考えられています。
この意識全体を100%としたとき、無意識は90〜97%を占めています。
意識は0歳から3歳までは分けられておらず、7歳位からクリティカルファクターといった
フィルターで徐々に閉じはじめ、13歳〜17歳で完全に形成され分けられます。
このフィルターは、外から入ってくる情報を無意識に書き込んでいいかどうか判断し、同様
に無意識に蓄積された記憶を取り出していいか判断しています。
このフィルターが機能していない幼少の頃に傷ついた感情を受けると、無意識の奥深くに
トラウマとなって残ることがあります。
催眠療法ではこの無意識の特徴を活かし、誘導によって変性意識状態(トランス状態)へと
移行し、暗示を与えることによって目的の達成を導きます。
トランス状態とは、何かに没頭したり集中したりして周囲のことが気にならなくなるような
状態の事を指し、日常でも経験していることです。