催眠療法について詳しく丁寧に解説するサイト『催眠療法(ヒプノセラピー)の基礎知識』

●●●過去体験●●●

【前世療法】

過去世退行とも呼ばれ、催眠状態で輪廻転生の中での過去世まで遡っていき、そこで過去の
自分の姿を見つめる事で何らかの気付きを促すセラピーです。
身近な人たちとの前世での関わりが分かったり、ソウル・メイト(魂の繋がりを持つ相手)
の存在を知ることもあります。
患者自身がそのステートに入ることで、見るべき重要なシーンがあるならそこへ飛んでいき、
ドラマを見るようにストーリーが展開する方もいます。
例え興味があっても、全ての方が見たり、聞いたり、感じたり出来るわけではありません。
個人差があるため、初回で体験できずに複数回やることも珍しくないです。
一つ前の過去生の場合もありますが、そうでないことも多いです。
今生ではない人生を経験することで、現在のヒントを得ることができます。

【インナーチャイルド】

退行催眠とも呼ばれ、過去世に限らず今生の過去のある場面や、子供時代に遡ることで感情
を解放したりすることができます。
幼かった子供の頃に、両親からの愛情や褒めらるなど、心の成長に欠かせない感情を十分に
受けられなかった事があります。
この満たされなかった願望が未処理のままで大人になってしまうと、無意識のうちに葛藤を
起こし、感情のアンバランスさを感じてしまう事があります。
その人が子供のころに満たされなかった感情を満たすため、退行催眠誘導でその年齢に遡り
それが満たされるよう癒す技法です。
親や大人との関係、子供時代に決めてしまったパターンを知り取り戻していくプロセスで、
フォーカシングとも似ているところがあります。